留学体験談
国際交流センター主催の留学プログラムについて、様々な体験談を紹介!
- 体験談で紹介されている派遣先やプログラムは実施当時のものとなります。派遣先の最新情報は各プログラムの募集要項等をご確認ください。
「その土地の生活を肌で感じることができるのが留学の醍醐味」
留学先:University of Sothern Maine(アメリカ)
留学時の学年:文学部文学科3年
留学形態:秋留学
将来、英語を使う職に就きたいとも考えていたので、長期間である交換留学に参加することで、英語力をさらに向上させたいと考え応募しました。
授業では、リーディング、グラマー、コミュニケーションの3つのESLのクラスに加え、パブリックスピーキングの授業を履修しました。パブリックスピーキングでは、紹介するスピーチ、説得するスピーチ、パワーポイントを使ったスピーチ、楽しませるスピーチの4つのテーマに沿ってスピーチをしました。
私は立正大学にあるRIEAのような国際交流クラブに所属していました。クラブのメンバーとリンゴ狩りをしたりご飯を食べに行ったり、冬休みにはスキー旅行に行きました。また、春学期には、EXPOSUREという文化祭のようなものを主催し、ダンスやファッションショーを披露し、盛り上がりました。
この留学では、英語を学ぶだけでなく、実際にアメリカで生活することで文化や生活様式について学べたと考えます。英語を学ぶことや国際交流は日本でできますが、その土地の生活を肌で感じることができるのが留学の醍醐味の一つだと思います。
「たくさんの国から来ている様々な友人との出会いで価値観が変わった」
派遣先:University College Cork(アイルランド)
参加時の学年:文学部文学科英米文学専攻コース3年
留学形態:秋留学
私が留学に応募した動機ですが、単に海外に興味があったからです。私が初めて英語に触れたのは小学5年生の時で、週一回の英語の授業で歌を歌ったりアルファベットを習ったりしていました。その時は英語に対してかなりの苦手意識を持っていましたが、中学1年生の頃に洋楽を聴き始めたことがきっかけで、英語の勉強をし始めました。英語の勉強をしていくうちにやはり生の英語に触れたい、肌で感じたいと考えるようになりました。
授業形態は、1日4時間9時〜13時(うち30分休憩)を週5日間(月曜日から金曜日)といった形でした。授業内容は大体週で変わり、例えば、過去完了形を文法的にマスターしながら会話で使えるように練習する週があれば、未来進行形を文法的にマスターしながらスピーキングしていく週など、様々ありました。その中で、リスニングやライティング、リーディングと言った他の英語の技能も織り交ぜながら学んでいく形式でした。
私はアイルランドに行ってたくさんの国から来ている様々な友人との出会いで価値観が変わりました。フランス生まれスペイン育ちの3つ年下の親友から大きな夢や目標のために今できる努力を続けて、何年かかってもいいからそれを叶えることも、人生の一つの道なんだということを学びました。
様々な友人から得たこの価値観は私が留学で得たものの中で1番大きいものだと言えると思います。
私はこの留学で本当に尊い経験をし、人間として内面的にも、また外面的にも本当に成長できたと感じています。この経験は一生物だと思っています。この経験や思い出を糧に強く前に進んでいきたいと思います。
「世界の見え方を変えるきっかけ」
派遣先:University of Otago(ニュージーランド)
参加時の学年:心理学部対人・社会心理学科2年
留学は人生の夢の一つでした。だからこそ,語学研修について知ったときは海外で英語を学び外国の方と交流できると思うと,胸が高鳴りました。この研修を通して英語だけでなく日本では体験することのできない感情から多くのことを学びたいと強く思い、参加を決めました。
全授業を通して、クラスメイトと英語で話す機会があり,プレゼンテーションを行うこともありました。例えば、英語で書かれた本や記事を読み、他クラスの学生に紹介しました。普段、英語の文章に触れる機会が少ないため最初は苦戦しましたが、徐々に自分の見つけた本の魅力や読んだ感想が相手に伝わっているとわかり、自分の成長を感じることができました。
ホストファミリーをはじめニュージーランドに住む人と関わるなかで、日本という国を客観的に見ることができたと思います。ニュージーランドという日本から遠く離れた国で生活してみて、日常生活の比較から日本や日本人の特徴に気付くことができました。
海外に行くこと自体が皆さんの世界の見え方を変えるきっかけとなります。英語に自信がなくても日本を離れることに不安があっても、現地の人と関わるうちにその不安は薄れ期待とわくわくで胸がいっぱいになります。もし、不安な事や分からない事があれば、積極的に聞いてみてください。留学は、英語を楽しい、もっと話せるようになりたいという気持ちをかき立ててくれるはずです。ぜひ皆さんの目で皆さんの肌で世界を感じてきてください!
「私の人生で1番充実した2週間」
派遣先:Siam University(タイ)
参加時の学年:文学部文学科1年
高校生のときにタイのドラマを見て興味を持ちました。友達とタイへ旅行に行くことを計画していました。
しかし、立正大学の留学制度でタイへの文化研修があったため、2週間行くことができてタイの学生と交流できる機会はめったにないと思い、大学の留学制度を利用しました。また、コミュニケーション力の向上と苦手な英語に向き合うきっかけとなればいいと思い参加をきめました。
平日の9時から16時まで授業があり、主にタイの観光産業と文化について学びました。フルーツカービングやタイマッサージをしたり、ココナッツの甘いお菓子やタイマッサージの道具であるハーブボールを作ったりと体験しながら学べる授業もありました。
最終課題として日本人へ向けた1日バンコク観光ツアーを企画するというものが出されました。実際に企画した日程でバンコクを観光し、その様子を撮影し、動画やスライドを作成して発表をしました。
初めての海外で、1人で行くことに楽しみな気持ちもありましたが、とても不安でした。しかし、サイアム大学の学生はとても優しくてすぐにタイの生活に馴染むことができました。人前で話すことがとても苦手な私が自分らしさを出しながら発表できるくらい温かい雰囲気でした。サイアム大学の学生はとても熱心に日本語を勉強しているので、そんな姿を見て私も英語を頑張ろうと思いました。
今はタイに興味がなくても参加すればきっとタイを好きになると思います。私の人生で1番充実した2週間でした。沢山のサイアム大学の学生と友達になり、今でも連絡を取り合っています。良い経験と思い出がこの2週間に詰まっています。参加することを強くお勧めします。
「貧しい国のために貢献したいと思うように」
派遣先:児童福祉(ベトナム)
参加時の学年:地球環境科学部地理学科1年
大学に入学して、今までとは違うことにチャレンジしたいと思っていました。立正大学での授業内で、留学や海外ボランティアについてのパンフレットをいただきました。パンフレットを見たときに海外ボランティアがあることに気づいたため、挑戦しようと思い今回海外ボランティアに参加しました。
私が参加したプログラムは、障害を持った子供達の日常生活におけるサポートを行うことや手足が不自由な子に対して食事介助をしました。また、子供と一緒に遊ぶ時間があり、その際遊びながら他の子が危険な遊びをしていないか、遊んでいるときに違う行動をしないかなど常に子供たち全員を観察することがありました。
英語が上手に話せなくてもチャレンジできたおかげで初めて外国の友達ができ、研修が終わった今でも連絡をとっています。研修に行く前まで日本語以外の言語でコミュニケーションをとることがほとんどなかったので、とても新鮮で自分の視野が広がりました。
ボランティアを通して日本では当たり前のことが海外では当たり前ではないことを知りました。海外に行ってその地域の現状を知ることができるので、日本にいた時より考え方が広がりました。
今回のボランティアを通して貧しい国のために貢献したいと思うようになりました。将来の夢が決まっていない人もこのボランティアを通して新しい発見があると思うのでぜひ参加してみてほしいと思います。
「安心して失敗できる環境がそこにはある」
派遣先:サムライカレープロジェクト(カンボジア)
参加時の学年:文学部文学科3年
開発途上国であるカンボジアという国で行う海外インターンシップという新しい挑戦に興味を持ち、参加を決めました。これまで海外旅行やホームステイといったお客様対応の海外経験はありましたが、今回は実際に自分たちでビジネスを行うということで自分の今後のキャリア形成にも役に立てることができるとも思いました。
研修は2週間にわたり実施されました。まず、マーケティングに関する授業を受けた後、現地のショッピングモールでマーケティングの4P(製品・価格・場所・プロモーション)に関するデータを収集しました。その後、現地の大学生にヒアリングを行い、売れる商品のニーズを調査しました。集めたデータをもとに試作品を作成し、プノンペン大学にて学生に向けた試食会を実施、その際の反応を参考に改善を重ね、現地で実際に販売しました。
私がこの海外インターンシップに参加して分かったことは大きく2つあります。1つ目は開発途上国という言葉の認識が変わったということです。カンボジアという国は今とても発展している国であるということ、また若者が多く今後の成長が期待できる国である、だからこそ多くのビジネスチャンスが転がっていると聞き、開発途上国というのは「可哀そうな国」ではなく「これからの成長性が見込まれる将来性のある国」という認識に変わりました。
サムライカレープロジェクトに興味があるのであればぜひ行ってみてください。もちろん、良いことばかりではありませんし、むしろ上手くいかないことや大変だったことの方が圧倒的に多かったと思います。ですが、失敗からしか学べないことや失敗を上回る成功体験がそこではできました。安心して失敗できる環境がそこにはあります。
「帰国した際に自分の成長を感じられる瞬間が来る」
派遣先:プラハ(チェコ)
参加時の学年:心理学部臨床心理学科3年
私が今回研修に参加したいと考えた理由は、卒業論文で行うアルコールについての研究をアルコール消費量が世界1位(WHO 2021年)であるチェコ共和国に行き日本との比較研究をしたいと考えたからです。実際に現地に行き現地の人と過ごすことでインターネットからの情報では得られない情報を肌で感じられると考えました。
研修内容としては、3週間の滞在で卒業論文に必要な情報をできるだけ多く入手する事でした。平日にはカレル大学、チェコ技術工科大学、マサリク大学に行き、アルコールについて質問紙調査を行いました。
休日には、ビール博物館に行きチェコ共和国の歴史について学んだり、実際にチェコ人の大学生とお酒を飲んだりする経験をし、そこで日本人の大学生とチェコ人の大学生にどのような飲酒行動や会話内容に違いがあるか観察していました。
自分自身で滞在先や滞在期間を決めることができるので、何か海外で成し遂げたいことがあるが、自分の思うような研修先や滞在期間がない場合、この個人企画型研修を利用すると良いと思います。個人企画型研修ではすべて自分で計画し手配するので自主性や計画性も同時に身につくと思います。
自分の国を出て研修を行うことは楽しい事ばかりではありませんが、帰国した際に自分の成長を感じられる瞬間が来ると思いますので、海外研修に参加したいか迷っている人はぜひ勇気を出し、参加してみてください。
「意味のある留学にするためのプログラム」
派遣先:ニセコ(北海道)
参加時の学年:法学部法学科4年
私が今回の留学に参加した理由は、「実践的な英語を学びたい」と思ったからです。留学については、大学生のうちに一度しておきたいとずっと思っていました。元々、大学1年生の時に海外ボランティアに興味を持っていましたが、コロナ禍で中止になり、また、中々海外に行けない状況となってしまいました。そのうち、気が付いたら大学4年生、最後の年だと思い、やりたいと思ったことに自由に挑戦できるのは今しかないと思いました。もちろん、4年生じゃもう遅いのではないかという葛藤もありましたが、経験できるときにしておかないときっと後悔すると思いました。
研修内容は非常に充実しています。授業では、ディスカッションや、パワーポイントを用いたプレゼンテーションや、スピーチを行います。また、スキットという寸劇のような事をして、その中で効果的なボディランゲージやカジュアルな言い回し、イントネーションなどを学びました。
国内留学でも、充実した授業が受けられます。また、たくさん英語に触れる環境があります。そして、参加する留学生のレベルも高いです。留学生は全国から集まっているので、普段出会えないような人達と交流することができます。いきなり海外留学に参加することに不安がある人が、一度国内留学を経験してみるというのが上手な活用の仕方のように思います。
もし迷っているのであれば、挑戦しないことが失敗だと考えて、挑戦してみてほしいです!
