RISSHO UNIVERSITY立正大学 国際交流センター

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留学体験談【海外ボランティア】

海外ボランティアの体験談をご紹介します。

  • 体験談で紹介されている派遣先やプログラムは実施当時のものとなります。派遣先の最新情報は各プログラムの募集要項等をご確認ください。

「自分の力で乗り越える力や、挑戦する力を得ることができた」

派遣先:NPO活動支援(アメリカ) 
参加時の学年:心理学部臨床心理学科1年

 私は以前から留学やボランティア活動に興味がありました。高校生の時に国境なき医師団の方とお話しする機会があり、海外の貧困に関して興味を持っていました。
 ボランティアでは、主にアメリカに住む低所得者層の方に向けた支援を行いました。仕事内容は衣料、食料配給や食事提供です。また、食料を地域のボランティア施設に郵送するために必要な食料の箱詰めを行いました。
 ボランティアに参加して、慣れない環境の中での生活や、活動中に求められる積極性に苦戦し自信がなくなることもありました。しかし、活動先のスタッフの方に名前を覚えてもらえたため、よく仕事を振ってもらえ、リーダーのような役割を担うことができました。新しい参加者に仕事内容を教えるなど普段は経験できないことを体験できました。さらに、日がたつにつれて英語でのコミュニケーションを取れるようになり、自信をつけることができました。

「思っている以上の経験ができた」

派遣先:児童福祉(ベトナム)
参加時の学年:心理学部臨床心理学科1年

 私は海外で人を助けられる人になりたいと思っていました。大学選びの際に福祉の道へ進もうと思いました。しかし、この仕事を職として生きていくためには窓口が少なく厳しいということを知り、人を助ける手段として心理学を勉強しようと思いました。大学を入学後に海外ボランティアがあることを知り、迷わず参加の意志を決めました。
 私は障害をもっている子供の世話をしました。主な仕事はご飯を食べさせること、オムツの取り換え、子供と遊ぶことが主な仕事です。その中でもご飯を食べさせることが大変でした。子供によってご飯をしっかりと食べてくれる子供もいれば、ご飯を与えようとすると泣き出してしまう子供がいました。その子供に対して、忍耐強く対応しなくてはなりませんでした。私がゆっくりご飯を与えていると施設の人に怒られてしまい交代させられるので、手早くご飯を与えなければいけませんでした。
 自分は決心した瞬間から迷わず行動をした結果、私が思っている以上の経験ができました。もし、あなたが少しでも考えているなら挑戦してみてください。きっと思っている以上の経験ができると思います。

「どこの環境にいても、自分から動く積極性が大事」

派遣先:地域サポート(カナダ)
参加時の学年:法学部法学科2年

 私は将来、公務員を目指しています。私の目指す理想の公務員像は、地域の人々と密接的な環境を作っていくことです。地域に関わっていくうえで、より柔軟な発想だったり、新しい考えだったり、公務員になるのに何かプラスになる考え方を模索していました。そこで、海外ボランティアを(バンクーバーのフードバック)発見し、応募しました。
 私の、ボランティア先は、フードバンクでした。フードバンクとは、商品が傷ついてしまい、販売できなくなったものを、生活困窮者に配給などをする活動団体のことです。そこでは、生活のレベルに応じて配給する量を決め、それを手渡していく活動がメインです。
 私の海外の人の印象は、だれでも、フレンドリーに話しかけてくるものだと思っていました。ボランティアに来ていたほとんどの人が話しかけて来ませんでした。自分から、積極的に話しかけていかなければならいと感じました。どこの環境にいても、自分から動く積極性が大事なことを改めて気づくことができました。
 とりあえず経験のために行く、就活の時に有利なるから行こうと、曖昧な気持ちでいくのではなく、必ず明確な目標をもってほしいです。そうすると、それに近いもの、ヒントを見つけられると思います。何か一つでも目標に近いものを持ち帰ってほしいです。

「参加する中で何かしら得られるものがある」

派遣先:環境保護(ニュージーランド)
参加時の学年:地球環境科学部環境システム学科2年

 私はこれまで自らの意思でボランティア活動をしたことがなく、機会があれば何かやってみたいと思っていました。さらに、私の専攻する学科が環境保護との関わりが強いため、勉強の観点からも良い経験になるのではないかと思いました。
 ニュージーランドには2週間滞在しました。1週目はクライストチャーチから車で4時間ほど移動したところにあるプナカイキが活動の拠点となり、2週目はクライストチャーチに戻り、周辺を毎日日替わりで活動していきました。ニュージーランドは環境に対する意識が、日本と比べてとても高いと感じました。郊外でも市街地でもごみが散乱していることはなく、とてもきれいな状態で保たれていました。
 参加する中で何かしら得られるものがあると思いますし、参加すること自体が貴重な体験として人生を豊かにしてくれると思います。仮に参加理由が、面白そうだからとか海外に行ってみたいからとかでも、挑戦してみたい気持ちがあるならば、とにかくやってみたほうが良いと思います。

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