留学体験談【個人企画型】
個人企画型の体験談をご紹介します。
- 体験談で紹介されている派遣先やプログラムは実施当時のものとなります。派遣先の最新情報は各プログラムの募集要項等をご確認ください。
「出会った人たちとの生活に生きがいを感じることができた」
派遣先:セブ島(フィリピン)
参加時の学年:心理学部臨床心理学科3年
英語を話せるようになりたいという思いで研修参加を決めました。大学3年生の為、卒業後就活か留学で悩みました。しかし、2年生で1か月の語学研修に参加した時に、挑戦することの楽しさや英語で伝えられなかった悔しさが自分の中に強く残っていて、この思いを無駄にしたくないと感じ今回の留学を計画しました。
IELTSコースを受講しました。平日6:40から20:35まで授業を受けました。早朝にリーディング(大人数)のクラスがあり、朝ごはん後にスピーキング(1on1)、リスニング(少人数)、ランチ後にリーディング(少人数)、ライティング(1on1)、夜ご飯のあとにリスニング(大人数)のクラスがありました。
現地で出会った人たちとの生活に生きがいを感じることができたので、改めて英語を学びたい思いをあきらめたくないと強く感じました。渡航をしなければ、できなかった体験ばかりだったので、一歩踏み出してよかったですし、この経験を将来に活かしていきたいです。
留学は計画している時にたくさんの不安が押し寄せると思います。でも、それを乗り越えて待っているものは想像をはるかに超える経験たちです。
留学に挑戦したいと思えた自分に誇りをもって、夢に向かって頑張ってください!!
「自分の興味関心のあることへの学びを深める貴重なチャンス」
派遣先:ロンドン(イギリス)、ライプツィヒ・ハンブルク(ドイツ)
参加時の学年:心理学部臨床心理学科4年
私はこの研修を通して、海外と日本の心理学の立ち位置の違いを自分の目で知りたいと考えました。ニュージーランドへの留学の経験から、さまざまな国の方々と話す中で、国によってカウンセリングの捉え方の違いがあることに興味深く感じました。この研修から、これらの違いが文化的、制度的な観点からどのように形成されるのかを探求し、日本と他国の異なる心理学の捉えられ方や心理学的アプローチについて理解を深めたいと考えました。
日本よりも移民の割合が多いヨーロッパで、人々がカウンセリングや終末期医療をどのように捉えているかを知ることで、自分のなりたい将来像をより明確にできると考えました。
現地ではドイツとイギリスのホスピスに訪問しました。どのような場の提供をおこなっているのかを調べたり、心理士がどのように協働しているのかを聞き取ったりました。
長期休暇中に自分の興味関心のあることへの学びを深める貴重なチャンスです。ぜひこの機会を逃さずに、チャレンジして欲しいと思います。
「帰国した際に自分の成長を感じられる瞬間が来る」
派遣先:プラハ(チェコ)
参加時の学年:心理学部臨床心理学科3年
私が今回研修に参加したいと考えた理由は、卒業論文で行うアルコールについての研究をアルコール消費量が世界1位(WHO 2021年)であるチェコ共和国に行き日本との比較研究をしたいと考えたからです。実際に現地に行き現地の人と過ごすことでインターネットからの情報では得られない情報を肌で感じられると考えました。
研修内容としては、3週間の滞在で卒業論文に必要な情報をできるだけ多く入手する事でした。平日にはカレル大学、チェコ技術工科大学、マサリク大学に行き、アルコールについて質問紙調査を行いました。
休日には、ビール博物館に行きチェコ共和国の歴史について学んだり、実際にチェコ人の大学生とお酒を飲んだりする経験をし、そこで日本人の大学生とチェコ人の大学生にどのような飲酒行動や会話内容に違いがあるか観察していました。
自分自身で滞在先や滞在期間を決めることができるので、何か海外で成し遂げたいことがあるが、自分の思うような研修先や滞在期間がない場合、この個人企画型研修を利用すると良いと思います。個人企画型研修ではすべて自分で計画し手配するので自主性や計画性も同時に身につくと思います。
自分の国を出て研修を行うことは楽しい事ばかりではありませんが、帰国した際に自分の成長を感じられる瞬間が来ると思いますので、海外研修に参加したいか迷っている人はぜひ勇気を出し、参加してみてください。
「勇気を出して決めた決断は絶対に将来に活かされる」
派遣先:ナポリ(イタリア)
参加時の学年:文学部史学科3年
今回私が研修に参加した理由は大学の講義では勉強することが出来ないイタリア語を学ぶためです。現地の語学学校に通い、ホームステイをすることで教科書では学べない日常会話を身に付けられると思ったからです。また、イタリアの歴史的な建造物や南イタリアならではの食文化を現地に行き実際に見ることによって、卒業論文に活かせると思ったからです。
研修内容としては、まず午前中からお昼過ぎまで語学学校でイタリア語を学びました。学校を終えた後に、ナポリ市内にある教会、城などの歴史的遺産の見学をしました。またホストファミリーやその友人と現地の人々との交流、スーパーや市場へ一緒に行くことで売られている物、値段、仕組みの違いなど、イタリア人の文化や日常生活を直接見ることが出来ました
重要なのは「行こうとする意志」です。語学や手配、お金など様々な不安や問題は起きたとしても、行こうとする意志が強ければ絶対に誰かが協力してくれます。少しでも「挑戦したい」、「頑張りたい」、と思った時は迷わずやってみて下さい。勇気を出して決めた決断は良い経験でも悪い経験でも絶対に将来に活かされます。
「他の生徒の姿勢に何度も刺激を受けた」
派遣先:トロント(カナダ)
参加時の学年:心理学部対人・社会心理学科1年
様々なプログラムを見ましたが、しっくりくるものがなく、個人企画型を選択しました。過去の参加者や国際交流センターの方々からお話を聞いているうちに、より行きたい気持ちが強くなっていきました。挑戦したいことが明確で意欲も強かったので、自分で研修内容を考えて自分で手配することは全く苦になりませんでした。
5週間は語学学校に通いました。通常授業は10〜15人のクラスに分かれて4技能を満遍なく学びました。国際色豊かなクラスで毎日意見交換をしていたので、自分とは違う価値観や考え方に触れることができました。最終週には独自でインタビュー調査を行う予定でしたが、COVID-19の影響で中止になってしまいました。急遽予定を変更し、語学学校で出会った友人を対象にアンケートを実施しました。急なことで上手くできませんでしたが、それなりに気付くことがたくさんあり、これも貴重な経験ができたと前向きに捉えています。
自分には意見があり、しっかり伝える意思があることを見せて、怖がらずにいるだけで相手も理解しようとしてくれて、会話もより楽しくなります。単語や文法の知識があまりなくても、とにかく喋り続ける他の生徒の姿勢に何度も刺激を受けました。
海外研修や留学をしたいけど、外向的じゃないし行動力も高くない、不安も多いからと躊躇っている人もいると思いますが、そういう人こそ、挑戦してほしいと思いました。私も恥ずかしがり屋で小さい頃は保守的な考え方ばかりしていました。しかし、一度自分を奮い立たせて行動してからは、考え方も変わっていきました。望むものがあるなら、やけくそ気味で挑戦するくらいの気持ちで行動すれば、そのうち自分でやりたいことをやっていく感覚を感じると思います。
