JENESYS2024 大学生訪韓団(2025年3月)参加学生報告
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- 外部プログラム参加報告
- 2025年6月26日
JENESYSは、日本とアジア大洋州の各国・地域との間で、将来を担う人材の相互派遣やオンラインでの交流を通して日本への関心・理解・支持を拡大し、我が国の外交基盤の拡充を目的とした外務省の対日理解促進交流プログラムの一つです。
この度、2025年3月に実施された「JENESYS2024大学生訪韓団」の活動に本学心理学部3年生が参加しました。
参加期間:2025年3月9日(日)~2025年3月15日(土)


私は2025年の3月に、JENESYS2024大学生訪韓団に参加いたしました。訪韓団への参加理由や体験談を発信することでJENESYS訪韓団の活動を広め大学生派遣事業や韓国留学に興味のある学生の力になればと考えます。
参加した理由
訪韓団の目的は日韓の歴史や文化の相互理解という事であり、私は現地での文化交流を通して異文化理解の重要性や日韓関係の未来について学びたかったからです。また、この大学生訪韓団には渡航費用などは無料で参加でき、大きな経済的負担はありませんでした。
留学や海外経験がなかった私にとって、経済的負担が少なく全国の大学生とともに海外で文化体験ができることが大変魅力的に感じました。
現地での体験談
この1週間の滞在で、私は韓国の方々の生活の営みを生で感じ、韓国についてより細かいレベルで理解することができました。1週間を通してKPOPダンス体験、ヒョンデ自動車見学では韓国のトレンドや最新技術について学び、景福宮や韓屋宿泊、工芸体験では朝鮮時代〜現代への歴史や伝統を学ぶことができました。
そして、今回の韓国滞在を通して「韓国といえばKPOP!」というような表面的なキラキライメージと、実際の国の雰囲気や社会の現状に結構ギャップがあることに気づきました。
社会問題では、ソウルへの都市人口集中や、ソウル市内ではすぐ先の景色が霞んで見え、排気ガスやPM2.5による大気汚染問題が浮き彫りになっているのがわかりました。ヒョンデ自動車を見学した際は、自動車の排気ガスによる大気汚染を緩和するために水素自動車の開発に力を注いでいることなどを学びました。
このように、韓国も日本と同じような社会問題を抱えていると知り、日韓があらゆる力を合わせて問題解決ができたら良いと考えています。今回の訪韓団のように、実際に現地に行き人々と感情的なつながりをはぐくむことで、日韓の輪も広がっていくと思いました。
この訪韓団は旅行とは違う視点で韓国を見ることができ、大変貴重な経験になりました。また日本中の参加者と友人関係を築けたことがとても嬉しかったです。韓国の国防、格差、生活様式、サブカルチャーなど、参加者によって注目している点が違ったため、様々な人と会話することで自分の視野が広がりました。いずれはさらに視野を広げ、韓国のみならず中国や台湾などのアジア圏の文化交流の経験や知識を学び、そこから得た新たな学びをまた発信していく活動をしていきたいです。
私の継続的な行動が、日本とアジアの国々との友好の発展と国際交流の拡大に繋がることを望みます。






本学の学生へのメッセージ
国際交流や海外経験の楽しさについて知ってもらえたら嬉しいです。海外経験は学部に関係なく楽しむことができます。
海外に興味はあっても語学力や海外渡航に不安を感じ行動に移せない方もいると思いますが、学生生活は、ほんの小さなきっかけからでも勇気を出して本気で取り組めば変えることができます。
もし今これを読んでいるあなたが学生生活に何か物足りなさを感じていたら、ぜひ勇気を出してJENESYSに応募してみてください。
心理学部 3年 小野寺 風花
関連リンク
- JENESYSは大学主催のプログラムではありません。申込・参加については各自で行うプログラムです。